NamiN

NamiN(森奈美子)。1995年生まれ。

福岡県大牟田市在住。生まれも育ちも、大牟田っ子。

イラストレーターと子どもの絵画教室講師として、活動中。

水彩画やiPadでおえかきします。

iPadでは「かわいい女の子」を描くことが好きです。

SNSのアイコン画、パンフレットの挿絵等手掛けます。

4歳~小学6年生:大牟田にある絵画教室「西部美術学園」にて、絵を楽しく学ぶ。

中学生~高校生:美術部に所属。

短大生:保育系の短大に進み、保育士免許を取得。

社会人:保育士を経験しながら、「似顔絵」などの絵のお仕事をする。

現在:子どもの絵画教室講師とイラストレーターとして活動中。

絵本屋さんの「麒麟書店」の2階にて、「あったかおえかき教室」を開いている。

NamiNが好きなこと。

動物や洋楽が大好き。(洋楽はPVを観ることが好きです。短編映画のようで…)

実家にいる家族、猫の「みーこ」「みゃお」、亀の「大吉」が大好きです。

毎日、戯れています。

洋楽は、Ed sheeran 、Taylor swift 、Miley cyrus などなど、

いろんな方の曲を聴きます。ただし、私自身、英語は話せません(笑)

まずは曲の雰囲気を好きになって、次に「この歌詞たちは、どんな意味なんだろう?」となります。

その後に翻訳で歌詞の意味を知り、もっともっとその曲のことが好きになるんです。

なんで今のお仕事に就いたの?

イラストレーターと子どもの絵画教室講師に至るまでをお話ししたいと思います。

小さい頃の大きなきっかけ。

小さいころから感受性が豊かで、繊細な子だったと思います。

いい意味でも悪い意味でも!(笑)

小学生時代の私は、病気がちで学校を休むことが多かったです。

それは、ちょっと何となく学校が嫌で休んでたこともあったかも…。

そして、私は食べることが大好きで、段々と美味しそうな子豚ちゃんになっていきました(笑)

そして、5年生になったとき。ここで自分は変わることになります。

私の学年の担任になられた先生が「体力ウーマン」でした。

それは何かというと、毎日学校生活の中に「体力づくり」取り入れられる先生だったのです。

何かに付け、「腹筋30回」「腕立て伏せ30回」。

運動をしてこなかった私には、正直、最初ものすごく苦痛でした。

「私たちは軍隊にでも入るんかぁ~!?」と(笑)

でも、毎日コツコツと運動していると、みるみる私の体はシュッとしたスタイルに!

そして、スポーツをすることに興味を持っていったのでした!

昼休みはドッジボールや、ひまわり合戦、バスケ。

たくさん遊んでいた思い出があります。

そして、変わったのはそれだけではありません。

気持ちも前向きになったのでした!

色んなことに挑戦しようとしたり、

お友達との人間関係も子どもながらによくするにはどうしたらいいのか考えたり、

「やってみよう!自分なら出来る!」と思えたのです。

さあ、大分話がそれたようなんですが、

私はこの時代を過ごしたおかげで、ある想いが生まれました。

それは…

子ども達に「未来は楽しいんだぞ!!」と希望を伝えられるような大人になりたい!

というものでした。

その時の担任の先生が教えてくださった「体力づくり」は

自分を前向きにしてくれました。

そんな風にきっかけを与える大人になりたかったのだと思います。

もう一つは、小さいころからお世話になってる大人の方たちの存在が

今の私の考えに結び付けてくれたんだと思います。

自分が年中さんだった時から通わせてもらった、絵画教室。

元々、絵を描くこと、作ることが好きだった私でしたが、

振り返ると、お教室の先生は本当に自由にさせてくださって、

いつもあたたかく見守ってくださいました。

自分は伸び伸びと絵を描いて、造形をして…。

みんなで三池港へスケッチしに行ったり、お教室にある本の部屋で漫画を見たり。

楽しい思い出がたっくさん詰まっています。

また、私が赤ちゃんの頃から母と一緒に行っていた

絵本の読み聞かせの会。

母がその読み聞かせのグループに入っていて、

母やグループのメンバーの皆さん(おばちゃんたち)が子どもたちに

様々な絵本を読み聞かせしたり、

手遊びをしたり、パネルシアターをしたりしている姿をいつも見ていました。

その読み聞かせを見て、子どもたちは目をキラキラさせていました。

私もその一人です。

おばちゃんたちは、いつも明るく笑顔で

「なみちゃん」と優しく話しかけてくれて、

おもしろい昔ながらの遊びを教えてくれたりしていました。

こうやって、わたしは色んな大人の方にたくさん愛をもらってました。

だからだと思います。

子どもたちにいっぱい楽しい経験をさせてあげたい!愛をあげたい!(笑)

と思うようになったのが…。

そして、私は子どもと関わるお仕事ができたらなと思うのでした。

社会人になって保育士になり

絵を描くこともお仕事にしたいと思った自分は、

パートで週4は保育士をさせていただき、

休みの日にネットで注文を承る「似顔絵師」のお仕事をしていました。

そして、保育士を辞めて、いろんなお仕事をしてみる中で、

ある時、子どもの頃通っていた絵画教室の先生から、

「絵画教室講師をしてみないか」とお誘いをしていただきました。

私は子供のころから胸に秘めていた想いを振り返り、

「絵画教室の先生をやってみよう!」と思いました。

そして、ご紹介していただいた会社で、業務委託として

幼稚園に出張で絵画教室を実施させていただくようになったのです。

また、以前保育士として働かせていただいていた保育園にも

お声かけ頂いて、そこでも出張の絵画教室をさせて頂くことになりました。

これが「子どもの絵画教室講師」になったお話です。

イラストレーターになったきっかけ

「イラストレーター」は、元々絵を描くこと自体をお仕事にできたらなと

子どもの時から思っていました。

ただ、やっぱり、それ1本で生きていくっていうのはな…と思っていたのもほんとのところです。

26歳初めての1人暮らし

私が26歳の頃、初めて一人暮らしを始めました。

なぜかというと、色んな面で自分自身、変わりたかったからです。

そして当時、配信アプリでお絵描きの過程を配信する「お絵描き配信」をしていました。

ペンで紙にお絵描きをするアナログ的な感じでした。

その時にお世話になってる方から

「これからの時代はアナログじゃなくて、デジタルのイラストを描けたほうがお仕事につながるよ」

と言っていただきました。

私はとにかく「何か前進しなくちゃ!」とあがいていました。

そこで私は、掛け持ちしていたバイトを辞めて

約1か月間、毎日2~3時間ほど配信を集中的に頑張り、

いろんな温かいリスナーさん達のお陰で、

デジタル画を描くことが出来る「iPad」をGETしたのでした!

そこから、本格的にお仕事に繋げられるツールを手に入れることが出来た私は、

ひたすらiPadでデジタル画を描く練習をしました。

配信でもiPadを使っておえかき配信したり、

リスナーさんがご注文してくださったりするようになりました。

日々の練習で

どんな絵を描くことが多かったというと

「可愛らしい女の子」の絵でした。

私は自分の中での「かわいい!」をいっぱいに詰め込んだ

絵を描くことが大好きなんです。

そしてどちらかというと、人物を描くことが好きだったので

「かわいい女の子」をたくさん描いていました。

大分、女の子の絵が溜まってきた時。

親戚のおじちゃんが以前、

「個展をひらいてみたらどうだい?

知り合いに個展を開かせてくれるところがあるから」

と言ってくれていたことを思い出し、

「よし!個展をしてみよう!」と考えたのでした。

それで2022年10月に開催した

初個展、「かわいい女の子たち」

NamiNワールド全開の展覧会となりました。

2週間ほど開催させて頂いたのですが、大牟田市内の方や九州外からのお客様がみえて

約100人もの方がお越しくださいました。

そうやって段々とNamiNの持ち味の絵のスタイルも定まってきて

有難いことに応援してくださる方も増えてきました。

「イラストレーター」のお仕事への道も段々と見えてきたのです。

と、このような感じで、私は今のお仕事に就かせていただいています。

2022年12月には、絵本屋さんの2階をお借りして

「あったかおえかき教室」という初めての個人でする絵画教室を開かせていただくことになりました。

また、2023年3月には、お知り合いのお繋ぎで

JR大牟田駅前に壁画を描くというお仕事を頂きました。

まだまだ、始まったばかりの道で不安定ですが

今ではこの道の先に何がまってるだろうと、

日々わくわくドキドキな気持ちで挑戦しているところです。

長文読んでいただいてありがとうございました。

       あったかおえかき屋 NamiN